歯根が割れる原因

こんにちは、歯科医師の仲田です。

今年も、もう半年が過ぎようとしていますね。
梅雨が明ければ夏がやってきますね〜、5・6月で30度を超えていたので本番の夏はどれだけ暑くなるのか…怖いですΣ(゚д゚lll)

梅雨と言えば、雨の日に歯が痛く感じたりすることが増えるのではないでしょうか!
だいたいそういう歯は神経を取る治療を施されている事が多いと思います。
写真の歯も神経を取った歯の物です。

神経を取った歯は歯に大きく穴を空けて(無駄に削ることはしませんが)神経を取ります。そして、根っこにある神経が入っていたトンネルの部分を細いワイヤーのようなもので、削って中の感染物などを取っていくというものです。そこに最終的な材料でトンネルを埋めますが、その材料には基本的に歯を強くするなどの特徴はありません。
つまり神経を取った歯や根っこの再治療をされた歯は削られて薄くなりますので、脆くなり縦に亀裂が入り薪割りのように割れてしまいます。
そうすると、基本的に歯は抜くことになるということです!!
ここに書いたことはあくまでも一部分ですが、神経取ってない歯も割れることがあります。稀ですが…
噛んで痛いなどの症状が特徴なので、皆さん何か気になることがあれば一度しっかり診てもらうことをオススメします。
気軽に検診しに来てくださいね(^^)