治療中断がよくない理由

みなさま、こんにちは。 この時期は帰省したり、旅行に行ったりと楽しいイベントが沢山ですね。そして~冷たいものや甘いものなどおいしいものも沢山♪食べたあとお口の中のケアもしっかりしてくださいね。

夏休みが終わると~仕事に追われる毎日。つい歯科医院の予約を忘れてしまったり・・・仕事優先になり「治療はあとで~」となってしまい治療中断になってしまうことも。しかし、歯科の治療は診療を受けないと治りません。そこで今回は「治療中断がよくない理由」についてお話したいと思います。

 まずは~予約について

当院は予約診療制です。100%あなただけにかける診療時間をご用意し、集中して質の高い診療を行うためのお約束です。その次には他の患者さまとの診療時間をお約束しています。変更などされる場合は前日まで(緊急な時は診療時間前)にご連絡ください。

 

 ■■ 治療中断がよくない理由■■

お口の健康維持のために治療は最後まで受けてください

 

 ★ 一番のお願いは「治療の完了」 ★

治療の中断は、私たち歯科の専門家が患者さまに一番避けていただきたいことです。治療の途中ですから完治はしていませんし、加えて治らない状態で放置しておくと、そこから新たな病気が始まる危険性も高まるからです。そのため、場合によっては最初に受診したときよりもお口の健康が損なわれることになってしまいます。一生自分の歯で過ごすことができるよう、ぜひ治療は最後までお受けください。

 ★ 治療の中断は多い場面 ★

 歯科の治療には、患者さまが中断しやすい場面があります。どんな時に中断したくなるか、その場面と中断した結果の危険性を知っておきましょう。

 

【 応急処置で「痛み」が消えた時 】

痛みが激しいときは、まずその炎症を鎮める処置をします。痛みが消えてから実際の治療は始まりますので、中断すればまた同じような状態に戻ります。

【 被せ物の型をとり終わったとき 】

作った被せ物はなるべく早く入れてしまわないと、お口の中の状態が変化して合わなくなります。被せ物を作るために通院間隔が少し開きますがここで我慢をしてください。

【 仮歯を入れたとき 】

仮歯を入れると見た目も元に戻って、日常に不自由しなくなります。「これで十分!」と判断をする方がいますが仮歯は仮止めしてあるだけの弱い歯ですから簡単に剥がれます。また中断後、再度治療を開始したときには、自分の歯は最初のとき以上に悪くなり削られることが多いです。

【 歯の神経の治療中 】

中断すると最も危険な結果になります。歯の根の治療は繊細な処置を繰り返して、細菌が根の中で繁殖しないようにします。途中で止めると、炎症の悪化や用意した被せ物が合わないなどといったトラブルが起き結果的に歯を残すことができなくなってしまいます。

 

●*● 歯科医院とは~ ●*●

歯科医師・スタッフは、患者さまがお口の健康で悩まないためのサポーターだと思ってください。定期的にチェックやケア、お口の健康相談など「お口の健康づくり」にご利用ください。