マスクの中の口臭気になりませんか?

こんばんは。

新橋・汐留駅から徒歩1分の歯医者、汐留シティセンター歯科クリニックのスタッフです。

コロナ禍でマスクが当たり前になってから約2年程経ちました。

マスクをしていると、していなかった時よりも、自分の口臭が気になるといった患者様が、最近増えてきているように思います。

ですが、それは自分自身だけでなく、マスク越しでも口臭が他人にも気づかれていることもあります。

口臭とは何か?

口臭と聞くと、嫌な言葉のイメージがある方も多いかと思いますが、誰しも口臭はあります。

一人一人、体に匂いがあるように、口の中にも匂いがあります。匂いの程度によって以下に分けられます。

生理的口臭

正常な匂いの場合は、生理的口臭と呼ばれます。これは、通常時は唾液の自浄作用によって、抑えられている口臭ですが、起床直後や空腹時、緊張時などの唾液の分泌量が減少している時は、口腔内に細菌が増殖して口臭の原因物質が増えてしまいます。このように唾液分泌が通常時であれば抑えられる程度の口臭を生理的口臭といい、誰しもがあるものです。

病的口臭

病的口臭とは、簡単に言うと病気が原因で発生する口臭のことです。

病的口臭にも様々ありますが、大きく二つに分けられます。

歯周病や進行した虫歯、ドライマウスなど、口腔内にある原因で起きる口腔由来の口臭と、鼻や喉の病気、呼吸器系、糖尿病などの全身の病気に由来する口臭があります。

どちらも、病気の症状として発生している口臭のため、改善には原因である病気を治療する必要があります。

一般的な病的口臭のうち、約90%が口腔由来といわれています。

口腔由来の口臭で一番考えられる原因は歯周病です。歯周病と口臭の間には高い相関性があることが研究によって証明されています。

歯周病菌は酸素が嫌い(嫌気性菌)なので、歯周ポケットの中に住みつきます。そして歯周病菌の代謝の過程で硫化水素やメチルメルカプタンを産生します。これが口臭のもとになります。

ですので、歯周病の治療や予防も大切です。


口腔由来の病的口臭発症後の原因に対する治療はもちろん、未然に防ぐためには、日頃のケアと歯科医院での定期的な検診やメインテナンスが大切です。

当院では、治療だけでなく、検診、定期的なメインテナンスなど予防にも力を入れて行っております。

ぜひお電話にてご連絡下さい。